こうすれば必ず人は動く　byデール・カーネギー

成功ノウハウ

1. 1. 1. 1. どのような状況であれ、間違いを犯したときには、それを素早く、十分に、心から認めるということがいちばん賢明である。
         2. 自ら裁かれることを欲しないならば、人を裁くことなかれ。誰に対しても悪意を抱かず、すべての人を慈しむ。（エイブラハム・リンカーン）
         3. その人自身の過ちに気づかせなければならないならば、その人の感情を傷つけないように、上手に、思いやりをもって行うこと。その人の面目が保たれるようにすること。
         4. 自分がいかに素晴らしいかということを語ることをやめて、相手の良い点を心から誉めたたえる。
         5. うるさい小言は言わないこと。小さなことであら捜しをしないこと。人を自分の思いどおりにしようとせずに、人それぞれの幸福を、尊重すること。
         6. 相手を敵に回して口論し、半駁（はんぱく）すれば、時には勝利を得ることもあるだろう。だがそれは、空しい勝利だ。相手の好意を失ってしまうからである（ベンジャミン・フランクリン）
         7. 人から興味を持ってもらいたいと思うならば、まず人に対して興味を抱くこと。自分のことを考えるのをやめ、自分のことを語るのをやめ、大した者だと思われようとしないこと。
         8. 取引をしようと思うなら、相手特有の問題が何であるかを発見し、相手がそれを解決できるよう、援助を提供すること。
         9. 子どもに対して文句を言いたくなったら、思い止まって「まだ子どもなんだから、私を同じように考えられると期待するほうが無理なんだ」、そのように考えてみましょう。
         10. 人に優しい心使いを！
         11. 人にあなたの考えを受け入れてもらいたいを思うなら、まずあなたが相手の親友であるということを、その人に納得してもらうこと。
         12. 相手が間違っているとは、決して言わないこと。
         13. 相手の名誉となるような期待をかけてあげること。あなたが相手にしてもらいたいを思う行為を、その人はすることができるのだと信じてあげること。
         14. あなたが何者であるか、どれほど知識があるかじゃない。あなたが何をするか、そしてその中でどれほどの意思と想像力を注ぎ込むか、大切なのはそこなのです。世の中で生きていく術が与えられないというのなら、世の中に何かを与えよう、そのためにはどうしたらいいのかを見つけ出そうと試みてください。自分の中に何か他の人が求めるものはないか、それを発見して、その他の人の求めるものに誰よりもよくこたえていこうとしてみてください。それこそが、ビジネスに成功する秘訣、そのすべてなのです。
         15. ルール1　心から良い点を認め、惜しみなく誉めること。
             ルール2　挑戦できるものを与えること。
             ルール3　批判する前に誉めること。
         16. 人にあなたのリーダーシップに従ってもらいたい、あなたをリーダーとして認めて、あなたの命ずることを、熱心に、エンスージアムズ（熱意)をもって実行してもらいたいと思うなら、その人に重要感を与えることです。なぜなら、それこそが最も古くまた最も強い人間的欲求であるからなのです。
         17. ルール１　人にもっと良い仕事をしてもらいたいを思うなら、その人が心からたのしんでできることを行うように励ますこと。なぜならそのことこそ、いちばん成功する可能性があるからです。
             ルール２　人に責任感を持ってもらいたいと思うならば、あなたがその人を心の底から完全に信頼しているということを、当人に示すこと。
             ルール３　人の友情と協力が欲しいと思うならば、その人に重要感を与えよるような頼み事をしてみましょう。
         18. ルール１　表を作って、現在一時間ごとにどのようなことをしているか発見する。
             ルール２　仕事の計画を作る。毎時間にやるべきことを表にして、一日を始めてみる。できれば15分ごとに区切ってやってみる。
             ルール３　困難な目標を設定して、現在の2倍の成果があげられるよう、自ら負荷を課して挑戦してみる。
             ルール４　細切れの時間を、たとえ１分なりとも有効に活用する。
         19. 良いもの、悪いものというのは存在しない。ただ思いがそうさせているのだ（シェークスピア）だから人に接するときは「微笑み」を忘れてはならない。
         20. 名前を覚えることに最大の関心を持とう。
         21. 非難せずに、心から感謝して正当な評価を与えよう
         22. 瑣茉事（さまつじ＝反論）は、結局のところ瑣末事にしかすぎない。そしてそんな些細な悩みを乗り越えて、決して不幸になったり、不愉快になったりはすまいと決意するのは、あなた自身である。

         面接で成功するルール

         1. 会社を訪問する前に、言うべきことをきちんと整理しておき、あなたのほうから進んで、簡素明瞭に述べること。
         2. 面接は短めに切り上げること。
         3. 大言壮語をはいたり、自慢をしたり、見栄を張ったりしないこと。自分自身を誠実に出すことが大切。
         4. たとえ気持ちがめげていても、それを表に出さないこと。
         5. できるだけふさわしい服装をすること。
         6. 面接の直後、その面接担当マネージャーに面接の時間をとってもらったことに対して、礼状を出しておくこと。
         7. 初めての面接で職が得られなかった場合には、もう一度担当マネージャーに会いに行く。